インプラント治療の流れ
治療の流れ
インプラントの治療には手術が伴います。インプラントと骨が結合するまでの期間も必要ですので、治療完了まで最短で3ヶ月以上はかかります。時間をかけて治療に取り組んでいくことになりますので、大まかな流れを把握しておきましょう。
ご不明・ご不安な点などはいつでもお気軽に医院までご質問ください。
1.インプラント治療 術前診断
まずは初回の無料相談の中で、実際にお口の中を拝見し、またCTスキャン(3Dレントゲン)撮影をして診断を行っていきます。
患者様によって骨の硬さや大きさ、失われた歯の数、位置も変わりますので、治療法には様々な選択肢がございます。
総合的に十分な検討をしたうえで治療計画をたて、丁寧にご説明させていただきます。
▶ 無料相談について詳しくはこちら2.あごの骨への処置
(※必要ない場合もあります。)お口の状況によっては、インプラント手術に入る前に事前処置が必要になってくる場合がございます。
例えば患部にまだ歯が残っている場合は、抜歯してそのあとを綺麗に清掃し、骨の治りを早くする処置をした後、一旦縫合して経過を観察することになります。
他にも、顎骨の幅や厚みがなくそのままではインプラントを埋入できない場合は、骨を足す処置を行って経過を見ます。
処置内容によっては手術と同時に行える場合もあります。3.インプラント埋入手術
局所麻酔をして、専用の手術室で顎の骨にインプラントを埋入していきます。
手術を1回で行うか2回に分けて行うか(1回法か2回法か)は、骨の状態など様々な条件によって変わってきます。
また痛みへの不安や恐怖が強いという患者様には別途費用がかかりますが、眠ったような状態で手術が受けられる静脈内鎮静法をお選びいただくことも可能です。
▶ 静脈内鎮静法について詳しくはこちら4.インプラントと骨がくっつくのを待つ
埋入手術のあと、チタンでできたインプラント体と周囲の顎骨が強い力で結合して安定するのを待ちます。
状態によって異なってきますが、およそ2ヶ月~6ヶ月程度の治癒期間が必要になります。
この期間の間は、見た目を補うためや、歯並びが悪くなるのを防止する意味でも、仮の歯を入れることができます。5.人工歯装着
(※噛めるようになります)インプラントが安定したら、人工の歯を取り付けることになります。
自然な白さや透明感を持ったものなど種類はいくつかありプランによっても変わってきますが、形や色などを患者様に合わせたセラミック人工歯を作製いたします。
この段階までくると、一度固定されたインプラントが抜けることは滅多にありませんし、ものを噛むこともできるようになります。
▶ セラミック歯について詳しくはこちら【その後】定期検診(年2回~)
インプラントはご自身の歯と同じように使うことができます。ということは、もし歯磨きやメンテナンスを怠っていると、天然歯と同じように抜け落ちてしまうということです。
インプラントにも、歯周病と同じような状態になるインプラント周囲炎という症状があります。しかもインプラントには神経がないので、問題があっても自覚症状がないため気づきにくいことが多く、よりリスクは高まります。
せっかくのインプラントを長く使うためにも、定期的に検診を受けて、ドクターによるインプラントのお掃除や増し締めを行いましょう。
定期検診の大切さ

インプラントは、治療すればその後何もしなくても一生もつというものではありません。ご自身の歯と同じで、ケアや定期検診を怠ると、インプラントの周りの歯肉が細菌感染して炎症を起こし、骨が溶け出してインプラントの脱落を招く「インプラント周囲炎」という症状になることもあります。
インプラント周囲炎は普通の歯周病よりも早いスピードで進行するうえ、神経が通っていないため症状にも気づきにくくなります。

そういった事にならないためにも、インプラント治療を機会に、これまでのご自身の生活習慣や、歯みがき・定期検診などのケアについても、ぜひ見直してみてはいかがでしょうか?
お出かけついでに歯のお掃除もかねてご来院いただければ、インプラントのメインテナンスもできて、その他の歯もツルツルになって一石二鳥です。最低でも年2回ほどの定期検診で、結果的には他の歯の脱落も防ぎ、インプラントもご自身の歯も、ともに長くお使いいただくことができます。
ご来院の際はお間違えないようお願いします
当院は「大阪デンタルクリニック」でございます。

大阪・梅田周辺には、当院と名前が似たクリニックがたくさんございますので、お間違えのないようご注意ください。
当院の名称は「大阪デンタルクリニック」です。
詳しくは下記ボタンにて、大阪デンタルクリニックのホームページをご覧ください。